冠婚葬祭の基礎と常識がいくつかあります。冠婚葬祭でのマナーやエチケットほか必要事項を主としてまとめています。冠婚葬祭の話題に入りましょう。冠婚葬祭のうち、我々が日常生活で最も多く接するものは意外なことに「
喪中」です。
「喪中」とは、近親者が亡くなった場合に喪に服する期間を指しますが、この期間は祝い事を避け、生活を慎むことが普通です。
「喪中に付き年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」などと記された喪中葉書を、年賀状が投函される前に出しておくのが一般的で、そのため年末になると数多くの「喪中欠礼葉書」を目にすることになります。
「喪中葉書」を出す際は、配偶者や子供、本人及び配偶者の両親、兄弟姉妹さらには祖父母までを「喪中」の範囲とすることが多く、おじ、おば、いとこはあまり対象とはなりません。
尚、「喪中葉書」は年賀状の受付が始まる12月15日までには届くように出しましょう。
あまり早く届きすぎて忘れられてしまうこともありますから、11月中旬あたりから届き始めるようにすると良いでしょう。
年賀状は喪中の場合避けなければなりませんが、季節の贈答はしても構いません。
その場合御中元は暑中見舞い、御歳暮は寒中見舞いとして贈ると失礼にはなりません。
喪中の間に必ず来る冠婚葬祭は、正月の祝いです。
1年間の喪中の間は正月のお祝い事は控えることが一般的ですが、雑煮やおせち料理まで控えるのではなく、日常の食事として雑煮やおせち料理を食べることは構わないとされています。
ただし祝い箸を使ったり、おめでたい柄の食器を使うことは控えましょう。
具体的には門松を立てる、鏡餅を飾る、初詣に行くと言った行事を差し控えれば十分でしょう。
お屠蘇に関しても屠蘇容器で「おめでとうございます」ではなく、普通の杯で健康を祈って飲むようにしましょう。
これと同じように子供たちのお年玉も「喪中」だからなし、ではなく「お小遣い」としてあげれば差し支えはないでしょう。
最後になりますが、喪中を知らずに年賀状を送ってきた人に対しては、無礼があったと思われないように「寒中見舞い」として、喪中のために年賀状を出さなかったと言う葉書を送るようにしましょう。
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